海に眠る資源 2
この事業に伴う莫大な資金を調達するために、何社かが共同でコンソーシアムをつくりました。
各社で何百万ドルずつかを出し合い、採鉱システムの試作モデルを開発しました。
多くのリサーチと実験を経て、そのほとんどが水圧・ストリング応用の採鉱システムを採用すべきであるという結論が出ました。
基本的には、このシステムは海床の団塊を収集する湊喋機を先端に付けた巨大な掃除機と、回収した団魂を海面まで運び上げるパイプとを併せ持つものでした。
吸引は、パイプに空気を注入しつつ、団塊を気泡で採鉱船まで浮上させるのです。
2、3回の実験で、試作モデルは数百トンもの団塊を採取し、実用価値があることが明らかになりました。
それは、深海での採鉱を有益なものにするのに必要な何百万トンという量からはほど遠い数字だったのですが、これが最初の1歩となったのです。