ガラパゴス諸島

ガラパゴス諸島は、南米エクアドルの西約900kmの太平洋上に浮かぶ123の大小の島と岩礁からなる火山群島。
現在も火山活動が続いている。
Islas Galápagos は「ゾウガメの島」という意味。正式名称はコロン諸島。
チャールズ・ダーウィンが測量船ビーグル号に乗船し進化論の着想を得ることになった航海でこの島にも訪れていることは有名である。
ダーウィンは航海の後半、1835年9月から10月までおよそ一ヶ月間滞在した。
その間ビーグル号は初めて諸島の地理調査を精密に行った。
当時の記録は、彼の『ビーグル号航海記』で読むことが出来る。
ガラパゴスの島々で観察した動物相は、南米での調査の経験と共に、進化論のヒントとなった。
航海でもっとも印象に残ったことの一つとして、ガラパゴス諸島の動植物が南米のものによく似ていることを挙げている。
そして諸島滞在時には気づいていなかったが、イギリスに帰国後、生物の種とは当時信じられていたように不変な物ではなく、変化しうるのではないかと考えるようになった。
島には彼を記念した研究所「チャールズ・ダーウィン研究所」が1964年に開設され、現在でも、野生生物の保護・調査に当たっている。
また、このような経過から、特異な生物相を持つ島嶼のことを「○○のガラパゴス」と呼ぶことがある。
日本では琉球列島や小笠原諸島がそう呼ばれるが、琉球列島はかつて大陸や日本列島と陸続きで、そこから侵入した生物相が元になっている点、海洋島へ漂着した生物を起源とするガラパゴスのそれとは性格が異なる。
したがって、その意味では小笠原をこう呼ぶ方が理にかなっていると言える。